二重露光(ダブルエクスポージャー)とは
二重露光は、もともとフィルムカメラの時代に生まれた撮影技法です。1枚のフィルムに シャッターを2回切って露光を重ねると、2つの光景が半透明に溶け合った1枚の写真ができあがります。 人物のシルエットの中に森や街並みが透けて見える、あの幻想的な表現がこれにあたります。
デジタル全盛のいまでは、この重ね合わせを画像編集で再現するのが一般的になりました。 にゃんOverlayは、その二重露光を猫(や犬、人物)を主役にして手軽に作るための Webアプリです。背景となる風景写真の上に、切り抜いた動物の顔を透かして重ねることで、 「風景の中に猫が浮かび上がる」ような一枚を、インストール不要・ブラウザだけで作れます。
にゃんOverlayの使い方
- 背景画像を選ぶ。 空・夕焼け・森・街並みなど、猫を透かして見せたい風景写真を「背景画像を選択」から読み込みます。 プレビュー枠の中をタップしても選べます。
- 重ねる猫の写真を追加する。 「オーバーレイを追加」から、主役にしたい猫の写真を読み込みます。最大8枚まで重ねられるので、 複数匹を散りばめることもできます。
- 背景をAIで抜く。 追加した写真の背景は、初期設定の「AI(高精度)」で自動的に切り抜かれます。 部屋の中のごちゃごちゃした背景でも、猫の輪郭だけをきれいに残せます。
- 位置と大きさを整える。 プレビュー上で猫を直接ドラッグして移動、四隅をつまんで拡大縮小できます。 スマホなら2本指のピンチ操作にも対応しています。
- 透け具合を調整する。 「不透明度」を下げるほど背景に溶け込み、二重露光らしい儚さが出ます。 「ブレンド」を Screen にすると、明るい部分だけが馴染むフィルム風の仕上がりになります。
- 保存する。 「PNGとして保存」で書き出します。iPhone・iPad では共有シートが開くので、 「画像を保存」を選ぶとカメラロールに保存されます。
きれいに仕上げるコツ
背景が抜けやすい写真を選ぶ
AI切り抜きは万能ではありません。猫と背景の明暗・色がはっきり分かれている写真ほど、 輪郭がくっきり抜けます。逆に、猫の毛色と背景の色が似ていたり、毛のふさふさした輪郭が 複雑だったりすると、境界が甘くなることがあります。うまく抜けないときは、 別の写真を試すか、「色で抜く」モードのしきい値を調整してみてください。
ブレンドモードを使い分ける
Normalは猫本来の色がそのまま出るくっきり合成、 Screenは明るい部分だけを重ねる、いちばん二重露光らしい透け方です。 背景が暗めの写真なら Screen、猫の表情をしっかり見せたいなら Normal が向いています。
重ね順とグローで奥行きを出す
複数の猫を重ねたときは「前面へ/背面へ」で前後関係を整えると、奥行きが生まれます。 「グロー」を弱くかけると、猫の周りに柔らかな後光がにじみ、風景に自然に溶け込みます。
よくある質問
アップロードした写真は外部に送信されますか?
いいえ。にゃんOverlayは、背景の切り抜きも合成もすべてあなたの端末(ブラウザ)の中だけで処理します。 AIの背景切り抜きも、サーバーやAPIを一切使わず端末内で完結するため、写真がインターネット上に 送られることはありません。
料金はかかりますか?
無料です。会員登録も不要で、ブラウザで開くだけですぐに使えます。
猫以外にも使えますか?
使えます。犬や、人物のポートレートでも同じように背景を抜いて二重露光風に合成できます。 はっきりした被写体ほどきれいに仕上がります。
スマホでも動きますか?
動きます。iPhone・Android のブラウザに対応しており、ドラッグ移動やピンチでの拡大縮小も操作できます。 AI切り抜きは初回のみ読み込みに少し時間がかかりますが、2回目以降は速くなります。
作った画像は自由に使っていいですか?
あなたが用意した写真から作った合成画像は、あなたのものです。SNSへの投稿やアイコンなどに 自由にお使いいただけます(元になる写真の権利にはご注意ください)。